祇園祭の宵山で山鉾を巡ってきました。
ものすごい人だったのですべての鉾の目の前までは行けませんでしたが
たいだいの鉾を撮影して回りました。
阪急烏丸駅・地下鉄四条駅から、四条通を西に進んで
油小路通から南の山鉾エリアを散策。
その後、室町通から北側のエリアを散策して
最後に一番の長刀鉾を見て河原町から帰るというルートで
23鉾中22鉾を見て帰りました。
(ただしいくつかは、遠目で見ただけ)
祇園祭 宵山の山鉾 四条通
四条通りの東西で見られる山鉾と、読み方をまとめました。
鉾ごとに大きさや雰囲気が全然違うので
見て回ると面白いです。
函谷鉾
函谷鉾(かんこほこ)は、事前に配布されている整理券を持っている人は
稚児が乗っている鉾に拝観として乗せてもらえます。
前懸は重要文化財に指定されているだけあって
見ごたえがあります。
月鉾
月鉾(つきほこ)です。
若い子が囃子を演奏しています。
郭巨山
船の上に鉾が乗っているように飾られている山鉾です。
小ぶりなためか、人がそれほど多くないので
少し待てば記念撮影ができるほどの混雑でした。
間近で撮れるのでおすすめです。
四条傘鉾
四条傘鉾(しじょうかさほこ)です。
傘の上に乗っている御幣(ごへい)と若松が特徴的です。
一番西の端にある鉾なので、東側を見ると、山鉾が5台見えて、とても絵になる
風景です。
新聞記者などマスコミが多数撮影していました。
四条通南側の山鉾
四条通と違って、空いている山鉾も多かったです。
とくに西の端にある油小路通りの山鉾2台は、素晴らしい展示があるのも
あまり知られていないのか、空いてました。
油天神山
油天神山(あぶらてんじんやま)です。
小さな通り 油小路通にあることから呼ばれているそうです。
空いているので記念撮影がしやすいです。
太子山
太子山(たいしやま)です。
聖徳太子を祀っている山です。
山に杉の木を立てているのは、ここだけとか。
(他は 松の木)
前懸は中国の秦の始皇帝が建てた巨大な宮殿 阿房宮を
描いた刺繍だそうです。
小学生ぐらいの子供たちが、ちまきを売る呼び声が
かわいいです。
聖徳太子の拝観
聖徳太子のご神体は、山鉾のすぐ横にある町屋に安置され
展示されていました。
学問のご利益を願って
多くの人が拝観に訪れていました。
案内係の方が、聖徳太子のご神体の見えるポイントを教えてくれます。
あるポイントからよく見ないとみえない場所に
ひっそりと安置されています。
祇園祭の山鉾巡行では布に囲まれていて見えないので
貴重な体験です。
神様だからか、肉眼では見えましたが写真には映りませんでした。
(暗い場所に安置されているので、映らないだけだと思いますが)
山鉾の少しだけ北側の、のれんがある町屋の奥に安置されています。
まったく看板が出ていないので
よく注意して歩かないと気が付かない人も多いでしょう。