世界中の観光客あこがれのスポット「清水寺」。
清水寺へ向かう道は五条坂、二年坂、三年坂、
清水坂と坂の名がずらり。
境内に入ってからも石段や上り坂が続きますが、
これも日頃の運動不足を解消するチャンスと考えましょう。
これからの季節は、新緑の木々があなたを応援してくれますよ。
各所にスロープなども設けられているので、車椅子やベビーカーでも大丈夫です。
音羽山の中腹に広がる境内には、国宝や重要文化財を含め15の伽藍が、
ぐるりと一周できるよう配置されています。
清水の舞台以外にも、たくさんの見どころやご利益スポットがあります。
清水寺 首ふり地蔵
地蔵院善光寺前の「首振り地蔵」は、
首が360度回転するユニークなお地蔵さま。
片思いの相手が住む方向に首を向けて祈ると、想いが通じるとか…。
轟門の手前には「梟の手水鉢」があり、この水で口をすすげば歯痛や頭痛が治ると伝えられています。
※写真は千体石仏群です。
清水寺 音羽の滝
清水寺最大のご利益スポット「音羽の滝」は、
少なくとも1200年前から今まで一度も枯れることなく湧き続けています。
3筋の水にはそれぞれ学業成就、恋愛成就、延命長寿のご利益があるといわれています。
あまり知られていませんが、
音羽の瀧の水を詰めてご祈祷をした「音羽霊水」が売店で販売されています。
音羽の瀧の真上に建つ奥の院裏の「ぬれ手観音」は、
水をかけて祈願するので水かけ観音とも呼ばれています。
ここまで来ると足も疲れてきますね。
音羽の滝から帰り道の南苑にかけては、
5軒の茶屋があります。その中で「舌切茶屋」と「忠僕茶屋」は、幕末の人物にゆかりのある店。歴史を偲びながら、甘いものでも食べてひと休み。
実はこんなふうに参詣を楽しんでいるのは、現代の私たちだけではありません。
戦国時代に描かれた「清水寺参詣曼荼羅」には、
参詣を楽しむ人々の様子が活き活きと描かれています。
美しい景色やありがたい仏さまを拝み、
疲れたら団子を食べる…、
当時の人々にとっては「テーマパーク」のような場所だったのかもしれませんね。
さあ、私たちもスニーカーのひもを締め直して、さっそうと出かけてみませんか。
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