東山の南禅寺と、すぐ近くにある蹴上インクラインという
船ごと荷物を運んでいた鉄道の廃線跡の桜鑑賞は
線路を歩くという普通ならありえないことをしながら花見をするのと
南禅寺の巨大な山門から桜を見るという 展望台から花を見るという
感覚がとても面白いです。
南禅寺と蹴上インクライン 花見の口コミ
春に京都旅行して桜をめぐって歩いたことがあります。
時期は、満開をすぎて散り始めたころ。どこへ行っても人、人、人の混雑でした。
実はその旅行は、一緒に行った彼女の発案で、
歌舞伎が好きな彼女は「一度、石川五右衛門の桜を見てみたい」というのです。
門外漢の私はちんぷんかんぷんでしたが、歌舞伎の演目の中に石川五右衛門が南禅寺のい三門の上から満開の桜を見下ろして、「絶景かな、絶景かな」と見得をする芝居があるのだそうです。
南禅寺は旅行2日目に行くことにしていました。初日の混雑ぶりでこりたので、朝一番で、南禅寺に直行。さすがに早朝ではまだそれほど混んではいません。
すがすがしい春の朝。桜もひときわ輝いて見えます。南禅寺は中学の修学旅行以来。修学旅行で訪れた寺はほとんど覚えていませんが、この南禅寺だけは記憶にありました。古い禅寺の重々しい木造建築と、明治に作られたレンガの水路の不思議な調和、「違和感のある調和」とでも言いたくなる独特の景色がひどく、印象的だったのです。
混んでなかったので、スムーズに三門へ上れました。私はそれほど期待していなかったのですが、上がってみてびっくり。散り始めたソメイヨシノが眼下にならんで、時代を経た木造の山門から見下ろすと、まさにタイムスリップしたようで、夢の世界のような「絶景」でした。
南禅寺の桜はぜひ早朝、それも散り際がおすすめです。
※shrimpさんの口コミです。
南禅寺 桜おすすめスポット
桜観賞スポット1:三門に登って見る桜
桜観賞スポット2: 法堂からの桜
南禅寺の中心となる建物の桜が美しいです。
桜観賞スポット3:水路閣~疏水の線路
疏水のインクラインと呼ばれる線路の両側の桜は
見事です。
住所
京都府京都市左京区南禅寺福地町
南禅寺 アクセス
JR京都駅から:地下鉄烏丸線 烏丸御池駅で乗り換え(約5分)、地下鉄東西線で蹴上駅下車(約7分)
250円
阪急電車:烏丸駅にて乗り換え、地下鉄四条駅にて烏丸線に乗車。以後JR京都駅からと同じ。250円
京阪電車:京阪電車三条駅で地下鉄東西線に乗り換え(三条京阪駅) 蹴上駅下車(約3分)360円
蹴上駅からは「ねじりまんぽ」と呼ばれるトンネル道を抜けると境内への近道です。
京都市バス:東天王町下車または南禅寺・永観堂道下車、徒歩10分
※四条河原町バス亭からは、5号のバスにのって8個目の停留所を下車。(約16分)
拝観料
1:方丈庭園
大人 500円
高校生400円
小学生、中学生 300円
2:三門
大人 500円
高校生400円
小学生、中学生 300円
3:南禅院
大人 300円
高校生250円
小学生、中学生 150円
拝観時間
3月1日~11月30日:8時40分~午後5時
夜のライトアップ
なし
桜の時期・見頃は
4月上旬
春の特別拝観(桜ライトアップ)
ライトアップの期間、点灯時間など
今年のスケジュールを紹介。
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