嵐山の紅葉スポット 天龍寺の本堂・庭園と、宝厳院の庭園の2か所の鑑賞スポットがありますが、天龍寺の本殿と庭園はとても広いです。
天龍寺 紅葉拝観コース
拝観料金が異なっていて、本堂と庭園の両方を拝観する場合は800円。
庭園だけ拝観する場合は500円です。
並ぶ列が違うので、どうするか決めてから並ぶとよいでしょう。
長い行列でしたが10分も並ばずに入れました。
天龍寺 本殿
本殿の書院・大方丈は、靴を下足箱に置いて、靴下で歩きます。
本殿の縁側は庭園より一段高くなっているので
少し高い位置から曹源池と紅葉を見ることができます。
上の写真のように前に人がいても、全然じゃまにならずに
池や紅葉を見ることができます。
とても広い書院の畳の部屋に座って、庭園を見ながら休憩すると
とっても贅沢な時間を過ごしている感じがします。
日曜日に行ったので庭園はとても混雑していましたが
書院はそれほど人がおらず、ゆったりと座れました。
その先は少し登りの通路を歩いていき、多宝殿(たほうでん)まで行くことができます。
多宝殿
後醍醐天皇の尊像が祀られています。
多宝殿では写経をすることができます。
あらかじめ天龍寺に予約の電話が必要なようで、受付などはありませんでした。
(別途1000円必要)
書道が上達するという硯石もあることもあってか大勢の方が写経をしていました。
再び下りの通路を歩いて行き、曹源池が見える庭園を歩いて
大方丈の外側を歩いていきます。
大方丈
大方丈は中に入ることができません。
大方丈から砂庭(方丈庭園)も見ることができました。
本殿は休憩しながらということもありましたが30分ほど滞在しました。
一旦靴を履いて、外に出て、次は庭園の入口へ行きます。
今度は庭園参拝券を入口で見せて庭園に入ります。
チケットを持っている人は並ぶことなくすぐに入れます。
ちなみに本殿だけ見るチケットはありません。
庭園を見た後に追加料金300円を払えば本殿に入ることはできます。
方丈庭園を見た後拝観コースが2つに分かれます。
左側の山の上を回るコースと、右側の曹源池を見てから多宝殿へ行くコースがあります。
曹源池は、本殿と違って目の前で見えるので
鯉が泳いでいる様子も間近で見ることができました。
美しい緑色をした庭、白砂の集まっている場所にも近づいて見ることができます。
ただ、人混みが多く記念撮影などは結構大変です。
書院側から曹源池を見ると嵐山の借景の景色も楽しむことができます。
ただ、今年は紅葉の色づきがあまりよくありませんでした。
それでも、晴れた日の庭園の美しさは十分満足できました。
多宝殿へ行った後、望京の丘へ。
上り坂が結構急でちょっとだけ大変でしたが登り切ったときの景色が美しい。
天龍寺を上から望み、その向こうには京都の街並みを見ることができました。
小さいながら京都タワーも見えました。
その先の北門方面へ行くと竹林が見えてきました。
紅葉と竹林というアングルでも楽しめました。
そのまま天龍寺の北門を出て竹林の道へ行きました。