創業明治43年、権太郎は大阪で創業し、
京都でも50周年を迎える京都権太郎本店は、
京都の繁華街の中心で脈々と百年という歳月を営んできました。
大阪はうどんすき発祥の地ですが、
京都では「京風うどんすき権太呂なべ」が看板メニューで、
常連さんが長年足しげく通う人気ぶりです。
京都権太郎の本店は、
繁華街の新京極からもすぐのところにありますが、
地下1階から地上5階建の近代建築ながら
内部は本格的な数寄屋造り。
正面入り口から見る権太郎は、
閑静な佇まいで威風堂々とした風格があります。
昆布、節、塩は自然のものにこだわり、
おしいだしこそ、権太呂の命として時間をかけて作られています。
これからの季節、秋から冬に向かいますが、
京の冬は底冷えがするといわれる寒さで、
特に寒い日は権太郎の蕎麦やうどんで身体を温まるのがおすすめです。
オフレポ1日目 昼食場所『京都権太呂』に到着。たたずまいがとても趣があって京都らしいお店です。 pic.twitter.com/0lE6xJGOD5
— くまこぅ (@oneneazyun) 2015, 10月 1
急な冷え込みに昨夜は今年初の鍋を食べました!鍋といえば、京の名店「京都権太呂」の「京風うどんすき権太呂鍋」はいかが?京の銘水で炊き上げる出汁と、錦市場より仕入れた新鮮具材が見事な味わいです!http://t.co/XxkMa8kykr pic.twitter.com/malwLje7Rw
— 「日本百選」スタッフ (@nihon100sen) 2013, 10月 21
権太呂 美術展
本店の地下1階には、クイーンギャラリーという
アートスペースがあります。
数寄屋造りの純和風の1階以上とはガラリと意匠を変えて、
モダンな洋風の空間が広がります。
写真店、絵画展、演奏会など、
芸術の発信の場として構えています。
本店以外に京都の岡崎、金閣寺にもそれぞれ権太郎の店舗がありますが、
いずれも京都らしい風情のある空間でいただく麺類は、
極上の味わいという言葉に尽きる味わいです。
なお、岡崎は京都市美術館など文化の発信地だけに、
寄席など芸術文化のイベントも開催したり…。
京都の町とともに歩んだ権太呂が、
芸術や文化に力を注ぐのは極自然な姿に思えます。
創業から100年守り続けた味わいを訪ねてみてください。