青蓮院
　〜東山ふもと、雅な寺院に庭園美を訪ねて〜

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平安神宮から神宮道をまっすぐ南へ、三条通りを越えてしばらく行ったあたり、左手に天然記念物の巨大クスノキが見えると、そこが青蓮院（しょうれんいん）の門前です。春と秋の幻想的な庭園ライトアップでも人気のお寺ですね。




平安末期に始まる天台宗の門跡寺院として、代々皇室とのゆかりが深く、京都五門跡の一つに数えられる格式を誇ります。光格天皇の仮御所となったこともあることから「粟田御所」とも呼ばれ、たたずまいにはどことなく雅な雰囲気が漂います。




寺宝には狩野派の手になる障壁画や襖絵の数々、赤不動・黄不動と並ぶ国宝仏画「青不動」など。豊臣秀吉が寄進した一文字手水鉢も有名です。


そしてさらなる見どころは、足利時代の絵師・相阿弥の作と伝わる池泉回遊式庭園と、江戸時代の茶人・小堀遠州による「霧島の庭」という二つの名庭。


相阿弥の池泉回遊式庭園は、沐浴する龍の背のような大石を浮かべた龍心池を中心に周りを歩き回れるもの。文字通り回遊できる庭、粟田山を借景に木々と水と石が織りなす起伏に富んだ日本の庭園美を、そのただなかで体感できます。


また遠州の「霧島の庭」は、霧島ツツジが山裾一面に広がり、5月の初めには斜面が真っ赤に染まってそれは見事。遠州の美学をしのばせる斬新な趣が目を引きます。





京都　東山の観光スポット



京都紅葉情報

営業時間

９時〜１７時

１６時３０分受付終了


秋の特別拝観ライトアップのスケジュール

拝観料

大人　５００円
中学生・高校生　４００円
小学生　２００円

アクセス

京都駅から：京都市営地下鉄（烏丸線）に乗車。
烏丸御池駅にて乗り換え（乗車時間５分）

烏丸御池駅から、京都市営地下鉄（東西線）に乗車。
東山駅にて下車（乗車時間４分）

合計１３分。２５０円。

東山駅から徒歩５分。


京都駅からバスで行く場合：京都市バス　５系統に乗車。神宮道バス停下車（２９分。２２０円）

バス停から、徒歩３分。



阪急烏丸駅から：徒歩で地下鉄四条駅へ。
そこからは京都駅から地下鉄で行く方法と同じです。

青蓮院　駐車場

青蓮院周辺の道路は狭く
駐車場は近くの周囲６００ｍほどで
２０台ほどしか
タイムズなどの駐車場がありません。

すぐ近くの知恩院も、改良工事の関係で
駐車場のスペースがほとんどないとのこと。


１ｋｍほど離れた平安神宮・京都美術館のある
岡崎公園駐車場が約５００台駐車できるので
おすすめです。

岡崎公園駐車場からは、京都市バス５系統、１００系統に動物園前バス停で乗車して３分。
神宮道バス停で下車して、３分歩くと到着しますよ。


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